2016年12月21日水曜日

20161221

※日々思いついたことを箇条書きにし、それにまつわることがあれば詳しく書いていく。なければそれ以上なにも書きません。想像してください。そんなブログです。

■宇多田ヒカルの「花束を君に」を聴いた
ついにこの曲をフルで聴きまして、なんて素晴らしい楽曲なんだと素直に思いました。
いい曲はなにも飾る必要はないと常々思っているのですが、この曲はそれを見事に体現していました。小説とかもそうですが、極めていくと無駄なものがどんどんそぎ落とされてシンプルになっていくんですよね。本当に表現したかった感情の原石が一ミリも欠けずに残って、それが作品になる。
もう本当に羨ましいです。僕もいずれ、あんな作品を作りたいです。美しいの一言でした。

■ツクールMVちょくちょくいじってるけどすごいこれ
アマチュアゲーム制作者御用達ツール、「RPGツクール」シリーズの最新作。
ちょっと前に購入して、最近ちゃんといじりはじめたのですが、できることの幅が広すぎてここ最近開いた口がふさがらないままです。ただ、まだ新しいこともあってか、ソフトに合う規格の素材(画像など)がどこにもなくてそれが歯がゆいなーと思いました。
そしてなによりこのツール、java scriptが使えるらしいんですよ。
まあ、簡単に言ってしまえばプログラミング言語ですね。htmlはなんとなく習得しているのですが、このjava scriptという言語、一筋縄ではいかない。また一から勉強しなくてはならないみたいで、また習得しなければならないスキルが増えてしまいました。
でもさすがに時間が掛かりそうなので、絵と一緒にプログラムに精通している人に協力を仰ぎたいなと思っています。というか探しています。我こそはという方、お待ちしています。切実に…。

■年末年始は音楽漬け
ありがたいことに、音楽のお仕事を振ってもらえる環境になりまして(楽曲が採用されなければなにもならないけれど)、その為に年末年始はずっと作詞作曲編曲をする予定です。その中で、時計塔プロジェクトの曲もかっちり詰めていければなと思っています。
作っていると、生きている感じがします。体にじわじわと血が巡っていく感覚になります。
僕が理想としている、作ることで生活し、それによってできた時間でさらに良いものを作るというサイクルの一片を、この年末年始で味わえそうです。

■今年を振り返って
察しの良い方ならこのタイトルからお気づきのことかと思います。そうです。今年はもうブログ更新しません。多分。
いつも、ブログのネタを3~5つくらい箇条書きにして、それが溜まったら書いているのですが、多分来年まで3個以上はたまらないかと。なので、この記事で今年を振り返っておこうと思います。
実はこのプロジェクト、去年の9月くらいからどこにも公表せずにはじめていました。といっても、アルバムの制作をはじめたというだけなのですが…。
そこから年が明けて今年になり、ウェンディシンドロームのMVを制作してくれた大城さんと出会いました。僕がアルバムを制作する傍ら、大城さんは僕が引くほどの多忙さの中であれだけの作品を作り上げてくれました。あの感動は今も忘れません。
年明けはもう一つ、アルバムの告知動画をツイッターであげました。そこではまだ時計塔プロジェクトの名前は出していませんでした。その時点で、小説の校正も、ゲームのプロットも固まっていない状態だったので、正直アルバムと同時に出せるか微妙だったからです。
まあでも、そこからいろいろあって全部そろいました(大変だったことは、当時のブログや生放送で語った気がするので割愛)。
様々なトラブルや焦り、不安もたくさんありましたが、できた作品が良いものなのは間違いなかったので、絶対に届けるぞということをモチベーションになんとか駆け抜けました。結果、6月25日、無事に3作品を同時に公開できました。
公開した3作品のなかでも、一番レベルが低いと思ったのは小説でした。人物の性格はとても気に入っていたのですが、それ以外が今になって読むとかなりおろそか。さすがにまずいなと思って、7月~10月くらいまで小説の勉強をしていました。その甲斐あってか、まあまあ読めるレベルにはなりました。今後は設定、構成を練る力をつけていきたいと思います。短・中編くらいの読みやすい作品を、来年には出したいですね。
そして今年一番大きかったことは、上記にもある通り音楽家として大きな一歩を踏み出せたことですね。これは前の記事で書いたように、これで生活を安定させられるようになるまで詳細は伏せておきたいと思います。でも、もっと作品が良くなる環境に身を置けて、本当に良かったです。

と、これが今年一年あったことでした。
こうしてみると、結構濃い一年でした。
来年も、もっといい作品を作れるように精進します。僕自身、僕が感動する作品を作り続けていきたいと思っているので、来年も時計塔プロジェクトをよろしくお願いいたします。
今年もあと10日ほどですが、みなさま健康に気を付けつつ、よいお年をお過ごしくださいませ。

2016年、応援してくれた方、作品に触れていただいた方、協力してくれた方、本当にありがとうございました!


時計塔プロジェクト 吉岡
公式サイト( http://clocktower-project.com/ )
Twitter( @Clocktower_PJ )